【ギャンブルの胴元の取り分とは?】知ると知らないでは大違い!失敗しないギャンブルの選び方
はじめに
年6回行われるジャンボ宝くじ前後賞合わせて最高額5億や7億に胸躍らせ、毎回購入し当選発表日を心待ちにする。競馬で購入した馬券が何百倍になる。私も20代の時に競馬にハマり、開催日前日に友人とお酒を飲みながら予想して興奮していたことを覚えています。お金持ちになる夢ってワクワクしますよね。でもちょっと待って。高額が当たる夢は魅力的ですが、運営する側の取り分がどうなっているか知っていますか?
ギャンブルで胴元(運営する者)が賭ける者に配分せずに、自ら取得する割合を控除率といいます。または胴元の取り分(テラ銭の割合も同様の意味)ともいわれ、ギャンブルの種類によって控除率が異なります。
この記事を読めばギャンブルごとの胴元の取り分が理解できます。胴元の取り分が理解できれば、のめり込んでも利益がほぼ出ないギャンブルと利益がでる可能性のあるギャンブルが理解できます。最後に著者自身の個人的な考えも述べたいと思います。ギャンブルを開始する前に思い出していただけたら幸いです。
結論 利益が出にくいギャンブルは宝くじ
どうして宝くじが利益が出にくいのか比較的なじみがあるギャンブルを比べてみます。
・宝くじ
・サッカーくじ
・公営競技(競馬・競輪・競艇)
・パチンコ
上記4種類のギャンブルに1000円賭けたときの控除率(胴元の取り分)をグラフとしました。
宝くじの胴元の取り分は540円に対し、パチンコは150円。約300円もの差がついています。胴元の取り分だけを見ると、宝くじが一番利益を出せないギャンブルだとわかります。
なんでこんなに胴元の取り分に差があるの?
日本では、賭博は刑法で禁止されています。しかし、特別法に基づいて、国や地方公共団体が行う公営ギャンブルのみ認められているのです。公営ギャンブルでの胴元の取り分は、胴元以外にも分配される仕組みとなっています。
宝くじは総務省の管轄で管理されています。実施者は都道府県および政令指定都市です。そして宝くじ販売によって得た収益の一部は、「医療支援」「まちづくり」など様々な公共事業の財源となります。
そのほかの公営ギャンブルもスポーツ振興等(サッカーくじ)、畜産の振興等(競馬)、機械産業の振興等(競輪・競艇)のために行っている。これが表向きの理由です。そのため、パチンコといった他ギャンブルより、ずっと胴元の取り分は高く胴元が儲かるように設定されているのです。
まとめ
宝くじが一番利益を出せない。しかし他のギャンブルも全て胴元が儲かるようにできています。当たり前ですよね。
胴元が儲からないとそもそも運営できません。
言うまでもなくギャンブルせずに貯金や投資をしなさいという結論になってしまうのです。
ただし、個人としては自分で責任が取れ、誰にも迷惑かけないなら借金してもギャンブルしていいと考えます。以前私もスポーツ新聞ではなく、競馬の情報が詳しく載っている競馬新聞を毎週購入して予想していました。前日友人と競馬新聞と前のレースを見ながら自分達の中で完璧だと思うレース展開を予想するのは心躍りました。そして当日負けても笑いながら反省会をするのも楽しかった思い出です。
負ける可能性が高くても予想や打っている時の興奮は特別です。やった人のみ理解できる感覚でしょう。勝った瞬間はとび切りの喜びも味わえます。興奮や喜びに自分の責任でお金を使うなら、そのお金の使い方も一つの手段。これからも責任を取れる範囲を考えながら、ギャンブルライフを楽しんでください。そのほかにもギャンブル以外にも株に資金を入れるのはいかがでしょうか?